Create
Your Own Way 〜それぞれの挑戦〜 |
毎日の授業、課題、学外で行われるコンテスト。ヒコの学生はさまざまな挑戦をしています。かたちは違っても、全てが自分自身への挑戦。そんな学生の姿からヒコが見えてきます。 |


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Bag
Maker Course 〜バッグメーカーコース〜 |

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『2007年スタート!』
通勤、通学、買い物、旅行。あなたのさまざまな時間にいつも寄り添い、大切なものを大切に守ってくれているカバン。トートバッグやリュックサック、ブリーフケースなど、その日のスタイルや場所、状況に応じて、たくさんのアイテムが用意されています。
また、単にファッショングッズとして位置づけるだけでは語りきれない奥深さが、カバンにはあります。
造形的な美しさ。“つくり”へのこだわり。機能性と耐久性の追求。たたずまいがかもし出す独特の存在感。持ち主と共に歩むことによる個体の変化、個性化。
このような、カバンが持つ多様な側面を深く理解することが、優れたバッグメーカーには求められます。
2007年にスタートする「バッグメーカーコース」では、デザイン・制作はもちろん、オリジナルの金具制作や、人間工学からアプローチする機能性の追求、マテリアルの発掘など、バッグクリエーションに必要な幅広い技術と知識を学びます。単なるグッズとしてとらえるのではなく、カバンに宿る物語性や可能性を常に意識しながら、技と感性を養います。
カバンにこだわることは、自分にこだわること。持ち主に分身のように愛されるカバンを創作することが、ヒコのバッグメーカーコースの目指すところです。 |
Shoe
Maker Course 〜シューメーカーコース〜 |
『靴の進化は止まらない』
ファッションスタイルを完成させる、歩行を保護する、機能的に身体を動かす、アスリート達の限界を引き出す。
――“靴”というアイテムが持つ特性、可能性はじつにさまざま。
もともとは、靴は足を保護するために発明されました。古代エジプトで飾られたサンダルがそれで、今から3千年以上も昔のものです。
その後、靴の進化は加速、ヨーロッパを中心に各時代の文化を反映した多種類のデザインが見られるようになり、21世紀を迎えた今日では、スニーカー、パンプス、ブーツ、ミュール、ローファーなど幅広いアイテムに、革、布、ゴム、ハイテク合成繊維など様々な素材が使われています。 |
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靴の進化はまだまだ止まりません。身につけるものとしては、今後も最も進化する可能性のあるアイテムの一つです。
そして、この終わらない進化を継承してゆくクリエーターを目指すのが、「シューメーカーコース」です。
一流のシューメーカーの条件は、ユーザーのニーズを敏感にとらえ、商品に反映させることができること。ユーザーの意識を一歩リードし、自らのクリエイティビティーで新しいモードを創り出せること。そして何より、くつ作りに自分の内面世界を注ぎ込める力を持つことです。
ヒコのシューメーカーコースは、この“一流”を目指すために誕生しました。
人と共に歩み、進化を続ける靴。人生の営みにこれほど大きく関わるアイテムを創り出すことは、他のクリエーターにはない喜びと誇りがあります。 |
Jewelry 〜ジュエリー専門課程コース〜 |
『じぶんの夢、目的に合わせて選べる、6つのジュエリーフィールド』
宝石キラキラの高級ジュエリーから手軽なファッションアクセサリーまで、学生が目指すジュエリーの世界は多岐にわたっています。
ヒコの大きな特長は、こうした学生のニーズに対応するため、ジュエリーだけで6種類ものコースを設置していること。
ジュエリーにしぼった学校ならではのメリットです。 |
ジュエリーデザインプロダクトコース/2年制 |
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リング、ブレスレット、ピアス、ペンダントなど様々なジュエリーアイテムのデザイン・制作を中心に、マーケティングに基づいた商品企画の立て方、ジュエリーブランドの開発などを学びます。課題では主にシルバーを使いますが、ダイヤモンドなどの宝石を留めた金やプラチナ素材の宝飾品制作にも挑みます。国内外のジュエリー・アクセサリー企業とのコラボレーションがカリキュラムに多く組み込まれているのも、ジュエリーデザインプロダクトコースの特長。『ブライダルジュエリーやキャラクターのアクセサリーなど、企業と一緒に新商品のデザインを考えます。 |
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ハイジュエリーコース/3年制 |
一般に「宝飾品」あるいは「高級ジュエリー」と呼ばれるのがハイジュエリーです。
その制作のポイントは「宝石をいかに美しく見せるか」ということ。ダイヤモンドをはじめ、ルビーやサファイア、エメラルドなどの高価な宝石の輝き、美しさを最大限いかしたジュエリー創作を目指します。
金やプラチナといった貴金属を使い、高度な「石留め」技法や「彫り」の技法、華やかさを演出する「七宝」技法などを修得。中世ヨーロッパから伝わる“伝統の技”と“現代のデザイン感覚”を融合させ、若者にも支持される新しいハイジュエリーの世界をクリエートしていきます。 |
ファッションアートアクセサリーコース/3年制 |
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アクセサリーを通じて、“人の個性”というものをいかに表現していくかを学び、新感覚のアクセサリーとファッションスタイルを想像します。貴金属や宝石だけでなくガラスやプラスチック、ニット、時にはメガネフレームの廃材などを利用して個性豊かなアクセサリーを創作、着け方や着けるシーンまでも提案していきます。アクセサリーが人や社会、ファッションとどう関わっていくのかを研究するのもこのコースの特長。ヨーロッパの名門美術大学と合同で開催する「三校合同プロジェクト」や、植物の種を入れたペンダントを無料で配布する「緑化プロジェクト」など、様々なイベントを学生が企画・運営します。 |
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メタルクラフトコース/3年制 |
伝統的な金属工芸技法を修得し、「感覚・感性」からではなく「技法・技術」から独創的なジュエリー創作にアプローチするのが、メタルクラフトコースの特長。“和”の美しさを金属に描き出すさまざまな技法は、日本人の心に根付いた「わび」「さび」の世界観を新鮮な感覚で私たちに思い出させてくれます。
また、ガラス工芸やインテリア器具制作、有名な工芸作家の工房訪問などを通じて、クラフトワークの世界にも創作のフィールドを広げます。技法、金属、クラフトワーク、すべてが集結したときに生まれる新しいジュエリーは、街のショップでは見ることが出来ないオリジナルの輝きに満ちています。 |
ジュエリーコーディネーターコース/2年制 |
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ブランドを運営するディレクター、商品を企画するマーチャンダイザー、宝石のランク分けを行うソーター、ショップのオーナーやスタッフ。ジュエリーコーディネーターと呼ばれる仕事はこのように幅が広いため、クリエーターよりも多くの知識を習得することが必要になります。宝石学、商品知識、マーケティングにもとづいたプロモーション企画、ヴィジュアルマーチャンダイジング、ショップ開店のノウハウ、デザイン・制作など、このコースではジュエリーに関する専門知識と技術を総合的に学び、一歩先を行く優れたジュエリーコーディネーターを目指します。 |
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シルバーアクセサリーコース/2・3年制 |
ストリート系のものからインディアンジュエリーまで、さまざまなシルバーアクセサリーのデザイン・制作を中心に、ウォレットやベルトなどのレザーグッズ、ライター、ジーンズなど「シルバー好き」のこだわりアイテムを幅広くクリエートしていきます。世界で活躍するカリスマデザイナーを特別講師に迎え、また“シルバーアクセサリーの聖地”ロサンゼルスで長期の研修を実施するなど、コースはワールドワイドな環境。企業や雑誌媒体とのコラボレーションも組み込まれたカリキュラムは、在学中からプロデビューを目指せるほど実践的な内容になっています。 |
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Watch
Maker Course 〜ウォッチメーカーコース〜 |

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『ウォッチメーカーとは?』
ウォッチメーカーは、時計のデザイナーやムーブメント内部の設計・制作者、時計修理技術者をも意味する言葉です。800年の歴史を受け継ぎ、この小さな宇宙を動かし続けるウォッチメーカーは、人の到達した最高の手の技を持った人たちです。身につけた技術は世界中どこでも通用する、決してなくなることのない仕事です。
『ウォッチメーカーが不足している!』
過去10年間で約7,000万個の機械式時計が世界中で生産、販売されていますが、このうち30%、つまり2,100万個は修理やアフターケアが必要になると見込まれています。有能なウォッチメーカーがいくら頑張っても、年間800個の修理が限界。2,100万個の修理には、最低でも26,250名のウォッチメーカーが必要になりますが、現在、世界中を合わせてもその数は約20,000名しかいません。業界は、優秀なウォッチメーカーの誕生を待ち望んでいます。 |
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Study
Over The World 〜さかんな国際活動〜 |
国際感覚を身につけた人材の育成が、ヒコの教育理念のひとつ。
留学、合同展示会、外国人講師の特別授業など、ヒコならではの海外コネクションを生かしたさまざまな活動が年間を通じて行われます。
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■スリー・スクールズ・プロジェクト |
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ヨーロッパ屈指の名門美術学校とヒコを合わせた三校で、ジュエリーの可能性を追求する「スリー・スクールズ・プロジェクト」を定期的に開催しています。前回の東京プロジェクトでは、Tシャツにプリントされた額縁に、それぞれのオリジナルジュエリーを収めて、160名の学生がストリートを行進。
自分の身体を展示スペースにして、渋谷の街をジュエリーギャラリーに変えました。 |
■合同授業 |
各国の学生や講師が団体でヒコに訪問し、合同授業が開催されます。また、同じ課題に複数校で取り組み、技を競い合うことも。ジュエリーを愛する気持ちは、言葉の壁をいともたやすく越えてしまいます。 |
■世界選抜展 |
世界最大の現代ジュエリーギャラリー「MARZEE(マゼー)」では、ジュエリーを学ぶ各国の学生たちの作品から優秀なものを選び、「ジュエリー世界選抜展」を開催。数十にものぼる学校が参加しますが、アジアではヒコだけがその名誉にあずかりました。 |
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Prizes
& Awaeds 〜きわだつコンテスト実績〜 |
授業の一環として、積極的なコンテストへの参加に学校全体で取り組んでいます。
多数の入賞実績は、未経験者を育てるカリキュラムのレベルの高さと、学生の努力の証(あかし)です。 |
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卒業制作展(シューメーカーコース) |
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業界人やマスコミ関係者も多数来場し、そのレベルの高さに注目が集まりました。この展示会には、世界企業から賞が設けられています。
誰もがあこがれる世界的ブランドからの受賞は、将来の大きな自信になること間違いありません!
※2008年から、卒業制作展はシューメーカーマスターコース(3年制)の学生のみの参加となります。 |
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企業賞受賞作品・フォーマルシューズ部門 |
John
Lobb賞(ジョンロブ賞) |
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受賞者:堀川絵美 |
受賞できるなんて思いもよらなかったので、本当にうれしくて感激しています。しかも自分のデザインを“ジョンロブ”で実作してもらえるなんて。今から考えるだけでワクワクです! |
※右の画像は堀川さんの受賞作品です。 |
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企業賞受賞作品・ファッションシューズ部門 |
企業賞受賞作品・スニーカー部門 |
Salvatore
Ferragamo賞(フェラガモ賞) |
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受賞者:柴山祐介 |
じつは入学したときから、この賞をねらっていたんです。昨年ひとりでイタリア旅行をしていたのも、作品のイメージをふくらませるため。
もうサイコーにうれしいです!全員に感謝! |
※右の画像は柴山さんの受賞作品です。 |
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受賞者:渡辺浩一郎 |
受賞できたことがいまだに信じられません。これをきっかけに、もっともっと自分に自信を持てるようになりたい。そして、デザイナーとしてはばたいてみせます! |
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NIKE賞(ナイキ賞) |
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受賞者:鳥飼翔太 |
自分が受賞できるなんて、おどろきでいっぱいです!パテを使って制作したのは初めてだったけど、苦労した甲斐がありました。
今はがんばった自分をほめてやりたい! |
※右の画像は鳥飼さんの受賞作品です。 |
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受賞者:菅 敏 |
会場に来るまでは正直自信があったんです。でも並んだ作品を見た時、“みんなスゲー”って一気に不安になりました(笑)。受賞できるか心配になったぶん、名前を呼ばれたときの喜びっていったらもう……。目頭が熱くなりました。 |
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feel
the market 〜企業とのコラボレーション〜 |
国内外の有名企業や百貨店とコラボレーションした実践的な授業が、定期的に実施されます。
商品化されるケースも多く、学生のレベルは毎回、高く評価されています。 |
伊勢丹百貨店 |
パールジュエリーデザイン |
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日本でトップクラスの百貨店 伊勢丹新宿店で、「クリエーターズアクセサリーフェア」を開催しました。
学生はもちろん卒業生や講師までがクリエーターとして参加。それぞれが趣向を凝らしたファッションアクセサリーは、並みいる有名ブランドに負けない魅力を放ち、多くのお客様の注目を浴びました。
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東京真珠株式会社とのコラボレーションでは、アコヤ真珠を使ったジュエリーの商品開発を体験。街頭アンケートを行い、マーケットのニーズを分析、その結果にもとづいて、価格設定を20万円までとしたパールジュエリーをデザインしました。選ばれた作品は同社の展示会で披露され、商品化されました。 |
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銀座ダイヤモンドシライシ |
パッケージデザイン |
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日本最大級のブライダルダイヤモンド専門店「銀座ダイヤモンドシライシ」内で開催された、ゴールドブライダルの展示会。ブライダルといえばプラチナですが、ここではあえてゴールドを素材とし、新しい展開にチャレンジしました。
お客様にはお気に入りの1点を投票してもらい、得票数上位の3点が商品化されました。 |
シルバーアクセサリーのオリジナルブランドを提案し、そのロゴ入りパッケージをデザインするプロジェクト。
株式会社三協の協力のもと、優秀なものは実作され、IJT(国際宝飾展)で展示されました。
学生ならではの斬新なアイデアは、来場した多数の業界人から高く評価されました。 |
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