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下記の2点は、2000年より外務省を通じて全世界の在外公館(大使館、領事館)の閲覧室に置かれています。他に類書がなく、使いやすい、読みやすいと好評を博しています。日本での留学を希望する各国の人々に有益な情報を提供しています。
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タイトル
2002年3月号より

J in J Meeting in Tokyo 2002「世界の留学エージェントと日本語学校の集い」開催
 → 世界初めての試み、トップ同士が一堂に

 「世界の留学エージェントと日本語学校の集い」(略称J in J)がサンシャイン(東京・池袋)文化会館特別ホールを会場に、2月26日、27日の両日にわたって開催された。これは日本語学校代表者有志によるJ in J 実行委員会が主催し、小社が事務局を担当して開催されたもの。

 欧米、特に英語学校関連では、留学エージェントと英語学校のトップ同士が一堂に会する世界的規模での大会が毎年各地で開催されているが、留学エージェントと日本語学校トップ同士が会する同種の大会は今回が初めての試みであった。

■就学生の65%は中国から

 現在、国内の日本語学校は就学生の65%以上を中国1か国に依存している。アメリカの場合、全世界から50数万人の留学生を受け入れているが、トップを争う中国、日本共にそれぞれ5万数千人で、いずれも10%のシェアであるのと比較すれば、この1か国65%は異常な数字といえる。

 また、中国と日本は1対30とも1対40ともいわれるほどの大きな経済格差がある。そのために、自費で全ての費用を賄える就学生は数パーセントと少なく、残りの大半の就学生はなんらかの形でのアルバイトでその差額を補填しているのが現状であるといわれている。

 さらに、一部ではあるが就労を目的に就学生を装って来日する者も皆無ではなく、それとの関連で入管行政も、時には厳しく、時には緩やかにと揺れ動いているのが現状である。このことは、日本語学校の経営が入管行政によって左右されるということを意味し、自主的で安定した日本語学校経営はほとんど不可能であるということにもなる。

 また、中国における留学斡旋機関の学生からの異常ともいえる多額の手数料徴収などもあり、こと中国に関しては多くの問題が山積している。

 しかしながら、実質的には世界語でもあるといわれる英語とは異なり、極東のローカル言語でしかない日本語を学びに来日する人は、地域的に極東、アジア地域に片寄ることはある意味で仕方がないことといわねばならない。その意味では、中国からの就学生がある程度のシェアを占めることに異論を差し挟む人はいない。

 問題は、その占めるシェアの異常さにあるのであって、今回のJ in J 開催のきっかけもこのことの改善にあった。つまり、「近くて遠い国」といわれる中国は隣国であり、そこから来たいという人がいる以上それを拒むのではなく、他の国からも積極的に就学生を受け入れて、その結果として中国のシェアを下げることが必要であるということである。具体的には、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイなどのアジア諸国を手始めに、順次他の地域にチャンネルを広げようという意図のもとにJ in J は開催された。

■日本語学校36校、24エージェントが参加

 今回は、実施要項が公開されたのが昨年の12月末で、2月末開催までに2か月しか時間的余裕がなかったために、スケジュールや派遣人員調整などがつかないという理由で参加日本語学校、海外のエージェントは別紙の8ページ囲み記事のように36校24社にとどまった。

 J in J は、各30分、合計23回のアポイントタイムを利用して、エージェントと日本語学校がそれぞれ意見・情報交換を行うという形式で行われた。そのためには事前に23コマのアポイントを各自で取り合うことが前提であったが、時間的な余裕がなく、今回は事務局でアポイントが平均になるように(日本語学校の場合、16〜19社)アポイント表を作成して行われた。

 参加した日本語学校、エージェントからは「非常に有意義なミーティングであった。ぜひ恒例のものにしてほしい」という意見が数多く寄せられた。

 なお、第1日目の夜にはウエルカムパーティが開催された。パーティには、国会会期中にもかかわらず、元外務大臣の高村正彦代議士がお祝いに駆けつけ「安全保障も経済も日本にとって大事なことであるが、これからは文化の交流は最も大切なことであり、真剣にとり組まなければならない。その意味でも、今回の世界的な規模でのミーティングは有意義なことである。大いに意見・情報を交換してほしい」との激励の挨拶があった。

 なお、次回の開催に向けてさっそく活動は開始され、ミヤンマー、シンガポール、アメリカ、インドネシア、マレーシア、タイ、香港、台湾、イギリス、韓国、中国などへの広報活動が始まっている。

★参加日本語学校

・1都1道10県36校
・*印の学校は当日不参加

 【北海道】札幌ランゲージセンター日本語科 
 【宮城県】仙台イングリッシュセンター日本語科/*仙台ランゲージスクール日本語科/東北外国語専門学校
 【埼玉県】あかつき日本語学院/東京日語学院/東洋アカデミー日本語学院/日韓語学学院
 【千葉県】市川日本語学院/松戸国際学院/双葉外語学校
 【東京都】アークアカデミー/ICA国際会話学院/*赤門会日本語学校/イーストウエスト日本語学校/エヴァグリーンランゲージスクール/江戸カルチャーセンター/九段日本文化研究所日本語学院/サム教育学院/新世界語学院/新宿日本語学校/千代田国際語学院/東瀛学院/東京国際交流学院/東京状元言語学院/東京ドーム外国語学院(現:東京アカデミー日本語学校)/東京ランゲージスクール大久保校/メロス言語学院
 【神奈川県】翰林日本語学院/横浜国際教育学院/横浜デザイン学院
 【長野県】長野国際文化学院
 【愛知県】名古屋外語専門学校
 【兵庫県】セイコー学院
 【福岡県】福岡日本語センター
 【長崎県】長崎総合科学大学別科日本語研修課程
 【沖縄県】日本文化経済学院

★参加エージェント

・4カ国24社
・*印のエージェントは当日不参加

 【ガーナ】*Goldmarks Infobank&ExecutiveStudios/*Youth Exchange Experiment & Tour
 【韓国】GEONET/IAE Eduhouse/*WASEDA Co., Ltd/WHOLE WORLD OVERSEAS EDUCATION/株式会社JANET KOREA/株式会社Uhak.com/株式会社大悟/時事日本語学院
 【台湾】千葉外語/日新外語留学センター/山瀬・東和日語教育機構
 【中国】(有)ジェイカンパニー/上海華僑国際教育服務有限公司/上海市教科留学服務有限公司/上海辛遠国際教育服務有限会社/大連偉世出国諮殉服務中心/大連海富国際交流有限公司/大連偉世科貿有限公司出国諮殉服務中心/四川外語学院海外留学服務中心日本部/*遼寧省国際文化教育交流協会/*遼寧経貿人才教育培訓中心/*烟台和盛海外留学移民服務中心井)




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