プロをめざす学生のための調理フランス語

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表紙　／　本文

この本は……　（「はじめに」より）

　調理師としてフランス料理の世界に身を置こうと心に決めた以上は、フランス人シェフの話が理解できるようになりたい。そして、シェフとフランス語で話ができるようになりたい。それにくわえて、フランス語でルセット（レシピ）の読み書きができるようになれば、それは最高です。そのようになるための最初のステップとして、本書は企画されました。
　
　調理の世界での活躍をめざす人のためのフランス語教本として当然のことですが、前半部では例文や場面として調理に関することを主としてとりあげています。また、後半では調理やサービスの場面でのフランス語会話にも対応しています。調理に関する道具、作り方、そして料理人たちが交わす言葉の数々、レシピの読み方・書き方などを中心に据えた構成になっています。調理師学校在学中あるいは調理の現場に入りたての「料理人の卵」の段階から、堅苦しく考えずに本書に慣れ、イラストを通して親しみながらフランス語を身につけてほしい。そう願って作られた教本です。

特色
1.　単語にはカタカナルビ・発音記号を併記
学校の指導方針に応じ、使い分けが可能です。
2.　大きめの活字／豊富なイラスト
視覚的効果により、内容理解をサポートします。
3.　男性名詞・女性名詞
第１章～第６章では、各名詞に男女の区別が付されており、学習を繰り返す中で自然に区別を習得できます。
4.　形容詞・名詞・動詞は、原則原形のみ
簡単なルセットや会話を扱っているので、生徒に過度な負担がかからず、自信をつけるきっかけとなります。