日本語能力試験２級漢字1000を効率よく学ぶ　漢字マスター　Vol.　３

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表紙　／　本文

この本は……　（「はじめに」より）

　本書は日本語能力試験出題基準による２級漢字1000字のうちから707字を掲載しています。「漢字マスターVol.2 300」までに提出されている293字を除いたものです。

　707字を漢字の意味によりⅤ章に分類し、各章の中をまたいくつかの項目に分けました。各項目は４ページでひとまとまりになっています。始めの３ページで14～18の漢字を提出し、４ページ目にそれらの漢字について「読みましょう」「書きましょう」の練習問題をつけました。各漢字の提出にあたっては、訓読み、音読み、画数、筆順を載せ、各々の読み方についての語例を紹介しました。その際、留意したのは次の２項目です。

　(1)２級レベルの学習者でもその漢字の意味や使い方がわかるような例文
　(2)日本語能力試験提出基準の２級語彙表に含まれている語彙
　
　ただし、一応すべての読み方を示すために２級の語彙としては難しい語例も多少含まれています。読み方で（　　）で表示されているものは「特別なもの又は用法のごく狭いもの」で、これに関してはよく使われるものの語例を載せました。「読みましょう」「書きましょう」の練習問題では、できるだけ２級の語彙としてふさわしく使用頻度の高い語を出題しました。横書きは算用数字が原則ですが、漢数字を使うべきものとされている語彙や漢数字を使った方が自然だと思われる語彙については漢数字を使用しました。筆順の下につけた枠は学習者の練習用のつもりです。