|
 |

Vol.3(2006年
7月 5日)
|
中国における日本語能力試験の応募者の推移 |
|
〜昨年度は対前年度比で40.3%増(実数では41,745人増)で、14万5千人余に〜 |
|
年度 |
1984年 |
1985年 |
1990年 |
1995年 |
2000年 |
2001年 |
2002年 |
2003年 |
2004年 |
2005年 |
応募者数 |
460 |
888 |
2,924 |
10,147 |
57,084 |
63,861 |
74,961 |
87,131 |
103,525 |
145,270 |
対前年比※ |
|
193.0% |
329.3% |
347.0% |
562.6% |
111.9% |
117.4% |
116.2% |
118.8% |
140.3% |
|
※1990年〜2000年までは、5年前との比較 |
|
上の表は外務省が発表した中国における日本語能力試験(日能試)の応募者数(受験者数ではないので注意)の推移である。(但し、1985年度から2000年度までは5年度ごとに省略をして表を作成した)
外務省は、我が国の国際交流基金と中国の中国教育部試験センター(日能試の中国における実施組織)とで、受験者枠の撤廃に向けた話し合いをしていたが、その結果、2005年度には大幅な応募者があった、といっているが、少なくとも表で見る限りでは、2000年度から2004年度までは、ほぼ毎年度10数パーセントの増加であったものが、2005年度は一挙に対前年度比40%以上増えており、外務省の見解を裏付けた結果となっている。
また、外務省は2006年度の受験者枠の完全撤廃に向けて両者は合意をしており、会場や人員確保など確実な試験実施体制に努めているとも語っている。さらに、日能試の年複数回実施についても検討をしているといっているが、実際には、コンピュータ上での願書受付は1日で終了した、という事実が示すように、文字通り完全自由化には程遠いのが現状である。 |
|
|
|
|
|