空欄
国公私立・首都圏の専門学校データベース
専門学校入学を希望する方 日本語学校入学を希望する方(日本語学校データベース)
専門学校経営者/スタッフの方 日本語学校経営者/スタッフの方
ビジョナリーアーツ
空欄
| トップページ | 専門学校データベース | 日本語学校データベース | お問い合わせ | AIKグループ |
特集メニュー



書籍のご案内

下記の2点は、2000年より外務省を通じて全世界の在外公館(大使館、領事館)の閲覧室に置かれています。他に類書がなく、使いやすい、読みやすいと好評を博しています。日本での留学を希望する各国の人々に有益な情報を提供しています。
三角書籍のご注文はこちらから


「首都圏の国公私立専門学校全調査」表紙三角『首都圏の専門学校全調査』
首都圏に所在する国公私立の専門学校の情報を一校一学科ももらさず掲載。学校50音順、地域別、学科コード・設置学校、学科名50音順の4つの索引を使ってあらゆる角度から検索が可能。

「日本語学校全調査」表紙三角『日本語学校全調査』
全国の日本語学校と大学留学生別科の施設、教育内容等を詳細に記載。最新の学生数、使用教科書、進学指導・教員採用担当者名等が記載された唯一の書。

特集

その1 将来何をしたいのか、目標を持とう 〜専攻の選択

【TIPS】文章が読みづらい場合は、ウィンドウの幅を狭めたり、ブラウザで文字の大きさを大きくしたりして調節してみてください。

第一歩の滑り出しが肝心

 なにごとも最初のすべり出しが大切です。私たちの人生を千里の道にたとえれば、生まれたときにすでに千里の道のりの第一歩を踏み出しています。ただ、人間の場合、親のもとで保護を遂げ、教育をうける期間です。そして、青年期に入って、自分の人生を主体的に選択していく時期を持つのは自立した生活であり、それは職業を持つことによって、達成できるのです。女性の場合に、かつては学校を卒業して花嫁修行に励み、良縁を得て結婚し家庭の主婦となることが、当然のコースと考えられていた時代がありました。

 しかし、今は違います。女性でも一度は職業生活を経験し、また生涯の生き甲斐のある職業を選ぶということが重要になってきています。

 現在では、高校への進学率が94パーセントにも達していて、ほとんどの人にとって職業や進路の選択と決定は、高校卒業の時点に到来します。その時、どういう選択の仕方をやって進学したり職業につくのか、ここのところが大事です。千里の道の第一歩が始まるのです。誤った方向への選択は、後から悔いても取りかえしがつかないものになります。

▼スペシャリストになるために専門学校を選ぶ

 さて、高校を卒業して、どこの上級学校に行こうかと考えている人達にとって、ひとつの参考になる企業の人の発言を紹介することにしましょう。
 
 ある大手企業の採用担当者は次のように述べています。
 
 「もちろん個人差はありますが、全般的に見てみると、仕事に対するまじめさ、プロ意識は、短大卒より専門学校卒の女性の方が上です。実際の仕事の面でも教育をする必要がないくらい、短期間で新しい仕事に入り込めますし、仕事をこなすスピードも申し分がありません。女性は、一般的にいえば数字に弱いようですね。企業の扱う数字はケタ数が多く、それを見ただけで拒否反応とでもいうのでしょうか。もう先へ進めない人がいます。さすがに、専門学校卒の方はこういう人はいません。学生時代の2年間の勉強の差でしょうか。それにもう一つ大きな違いは、書類の中で不審な点に対する処理の仕方です。専門学校卒の方は、まず自分で用語集や辞典を引いて調べ、それでも分からないことを上司や先輩に聞くという手順を踏むようですが、短大卒の方は、すぐ人に聞いてしまいますね。やはり訓練の差でしょう」
 
 高校卒業後、短大に進もうか、専門学校にしようかと考えている人にとっては、ひとつの選択の指針、参考となるべき内容が、この発言の中に明解によみとれるでしょう。
 
 誤解のおこらないようにことわっておきますが、短大への進学が卒業後の就職には向かないということを断定しているわけではありません。むしろ専門学校の内容充実が頻著にみられ、ビジネス社会において仕事ができる即戦力となる人々が育ちつつあるということで、その仕事ぶりを通して評価したものとみるべきでしょう。
 
 これはビジネス系の専門学校について述べた発言ですが、今、専門学校が浮上しつつあることは一般的にいって確かなことといえます。
 日本の学校制度は六三三四制といわれるものですが、昭和57年に従来の各種学校制度を整備改善して専修学校制度が生まれました。高卒後のコースは専門学校ですが、これにより、多用な職業について専門教育を行う学校制度が、明確に確立したのです。
 
 高等学校卒業の時点は、就職か進学かという将来の進路、人生コースのわかれ道でもあります。そして、進学の場合には、大学か、短大か、専門学校かいずれかの学校を選ぶことになりましょう。
 
 さらに、どういう学校やコース、専攻を選ぶかによって将来の方向が左右されます
 
 専門学校への進学は、職業に直結するスペシャリストのコースであり、職業人となる第一歩を踏み出すために、基礎をしっかり学校で身につけるという自覚のもとに学んでいくべきでしょう。
 
 他方、就職への道を歩む人も、専門学校の活用を考えられてよいでしょう。最近、専門学校の夜間の生徒数が若干減少傾向にありますが、2〜3年間でも進学と就職とをかみあわせて選ぶいき方は、仕事と勉学の両立という課題も達成できますし、仕事に就きながら将来の自分の適性をみつめ、一生の職業選択へのきっかけもつくっていくことができます。

 その意味で専門学校の夜間部の活用をいっそう積極的に考えてよいのではないでしょうか。

▼社会人学生が急増

 一方、現在すでに大学や短大に在学している人、さらにすでに職業に就いている人について考えてみましょう。
 
 大学や短大で、職業に就くための勉強をしている人は問題がないでしょう。真っ直ぐ、そのまま「我が道」を歩めばよいのですから・・・・・。もちろん採用試験という関門はありますが「初志貫徹」の信念でことにあたることです。おのずから道は拓けるはずです。
 
 さて、問題は、大学や短大で職業に就いて勉強をしていない場合と、勉強はしていても、それが自分の就きたい職業と違っている場合です。
 
 たとえば、秘書になりたい、スチュワーデスになりたい、といったような場合です。秘書、スチュワーデス共、資格というものはありません。採用試験に合格しさえすれば、なれるにはなれますが、入社してから後が大変です。スチュワーデスの場合、入社後、社内訓練はありますが短期間です。また、秘書の場合、すぐに秘書になれるわけではなく、一般事務職を経てからではなければ実際問題として不可能でしょう。
 
 そこで、登場するのが、専門学校です。専門学校(専修学校の専門課程)は、学制の上では、高校卒業後の学校です。高卒の進学校として、大学や短大と並列した形で存在しています。しかし、大学や短大で一般教養を身につけ、さらに若干の専門分野を学習した後に、専門学校に入学しても決しておかしくはありません。
 
 先にあげた秘書、スチュワーデスの場合をみてみましょう。大学、短大卒者を対象とした6ヶ月から1年の専門学校の秘書、スチュワーデス科があります。(厳密には6ヶ月コースの場合、専門課程とは呼ばず、専門学校に併設した特別コース――専科、専攻科などと呼ばれます)。
 
 さらに、コンピュータ関係の学科、マスコミ関係の学科など、特に特殊な職業教育が必要とされる場合、大学や短大卒業者にとっても、専門学校は大変有効な学習機関となっています。実際に専門学校の入学者の相談数(10〜20%)は大学や短大卒者で占められていることが、この事情を雄弁に物語っています。大学や短大を卒業してから専門学校に入ることは一般には「Uターン」といわれています。
 
 このことは、すでに就職している人についてもあてはまります。より専門的に仕事をしてみたい人にとって、専門学校はj非常に有効な学習の場を提供することでしょう。

▼明確な目的意識が大切

 自分の将来や職業を選択するさいにまず大切なことは明確な目的意識を持って当たるということです。スペシャリストをめざすためのコースは、一般的に、それに先立つ専門の勉学が必要とされますので、学校や学科コースの選択というところから始まります。
 
 どういう種類の学校や学科コースがあるのか、多くのもののうちから一つを選択することになります。そのコースの選定にあたっては、自分の目指すことは何なのかをよくわきまえて、誤りのない選定をしなければ将来に禍根を残すことになります。もしその目標がしっかりしたものであれば、その後の学校選択、それにもとづく勉学、職業の選択にともなう困難も克服してやっていくことができるでしょう。自分はこれからなにをやりたいのかという目的とそれに基づく行動が第一です。



サイト利用規約 | 個人情報の取り扱いについて | 書籍販売規約(購入の方法) | お問い合わせ | AIKグループ

(C)2000-2012 AIK, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.
当社ホームページに掲載の情報は、すべて株式会社エイ・アイ・ケイが所有または管理しており、著作権その他の権利として保護されておりますので、無断で複写、転載等の利用・使用はお断りいたします。