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国公私立・首都圏の専門学校データベース
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【専門学校選びの8つのポイント】
その一 将来何をしたいのか、目標を持とう 〜専攻の選択
その二 専門学校って何? 〜認可校・無認可校の違い
その三 情報はどこから手に入れるか?
その四 学科名はあてにならない! 〜カリキュラムと資格 
その五 就職率は専門学校の成績表 〜就職率と進路指導
その六 最新設備を使いたい! 〜設備と環境
その七 卒業までいくらかかるかな… 〜学費・学校の場所
その八 実際に授業を受けてみよう 〜学校説明会・体験入学

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書籍のご案内

下記の2点は、2000年より外務省を通じて全世界の在外公館(大使館、領事館)の閲覧室に置かれています。他に類書がなく、使いやすい、読みやすいと好評を博しています。日本での留学を希望する各国の人々に有益な情報を提供しています。
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その七 卒業までいくらかかるかな… 〜学費・学校の場所

▼お金と授業の質は比例する?

 これは難しい問題ですね。おおざっぱに言えば、同じ分野(建築系、福祉系とか)の学校同士であれば、ある程度は授業料と授業の質は比例すると言えるでしょう。しかし、そうでないこともありますので、そこは自分で判断するしかありません。……えっ? それができたらこんな文章を読んでない? そりゃ、ごもっとも。では、こういうところはやめたほうがいいかも? という例として、同じ分野の中で他の学校と比べて極端に安いところ、または、極端に高いところは避けた方がいいかもしれません。極端に安いということは、講師などの人件費を削っているのかもしれませんし、設備の更新を怠っているのかもしれません。その結果、授業料が安くなったとしても、授業の質が落ちたのでは意味がありません。また、同じような設備とカリキュラムなのに他の学校と比べて授業料が極端に高いのであれば、安いところを選んだ方が得でしょう?

 とはいえ、レストランのメニューと同じで、学校にも高くてマズい(質の低い)ものがあれば、安くてウマい(質の高い)ものもがあります。それに、魚が嫌いな人にとってはどんな料亭の海鮮料理も「マズい」料理でしかないわけです。「ウマい」学校選びとは、自分が何を勉強したいのかを決めて、しっかりとパンフレットを読んで、実際に学校を見て施設を確かめ、それに対して自分がいくらまでなら納得して出せるのかを決めることなのです。

▼入学時に何を払うのか?

 なかなかわかりにくいのが、入学時に払うお金には何が含まれているのか? ということです。入学時納入金の中には、入学金、授業料などの他に、設備費や課外費などの名目の費用が入っていたりします。また、テキストは入学後に別途購入ということになっているかもしれません。学科によっては、専門の機材や文具などを購入しなくてはいけないこともあります。中には、30万円近い学校専用のノートパソコンを購入しなくてはならないこともあるそうです。また、実習のたびに費用を徴収するのかどうかも気になります。

 学校関係の費用として押さえておくことは、入学金、授業料、設備費、維持・管理費、テキスト代、必要な器具、実習費など、「パンフレットに掲載されている金額以外」にトータルで一年間にどれくらいかかるのかを、入学前にしっかり確認しておきましょう。

▼気ままな一人暮らし? それとも、親元から通う?

 学校を選ぶときに、まさか「何をやりたいか」を飛び越して、「学校の場所」から選ぶ人はいないでしょうけれど、やはり、通学のことを考えれば場所も大切ですね。もし、親元を離れて通うということになれば、授業料の他に生活費がかかってきます。一人暮らしをした場合、住居費、光熱費、食費などを合わせ、平均して一ヶ月に15万円ほどかかると言われています。対して、自宅通学の場合は6万円程度、学寮に入った場合は10万円程度です。特に、大都市の場合、家賃の割合が高くなります。

 しかし、自宅通学が安上がりとはいえ、学校と自宅があまりにも遠すぎるというのでは、やっぱり時間と体力がもったいないです。それに、交通費だってかかる(もっとも、専門学生の場合、学割がきくのでそんなに高額にはならないけれど)でしょうから、総合的に見て一人暮らしの方が安上がりになることあります。また、親元を離れて初めて気づくこともあるだろうし、いろいろと社会勉強になるかもしれないですね。しかし、一人暮らしをした場合、かかる費用が高額になりますから、昨今の世相からみても、親の仕送りだけではなかなか難しいのではないでしょうか。

 結局のところ、一人暮らしをして遠くの学校に通うか、親元から通える距離で選ぶかという問題は、お金次第となります。自分で働いて出すというのならば、問題はありませんけれど、親に出してもらうというのであれば、親に一言相談するのが筋ではないでしょうか。

▼奨学金や教育ローンも活用しよう

 どうしてもお金の工面がつかないという人には、奨学金や教育ローンという手もあります。国や都道府県などの地方自治体が、専門学生向けに無利子や低利子での貸し付けを行っています。また、民間の団体でも奨学金という形で、資金を援助してくれるものもあります。

 学校によっては、成績に応じて特待生奨学金などと称して、学費を減免してくれる制度もありします。こういうものを手に入れれば、その分のお金で他のことができるようになりますから、ぜひがんばってください。

 学校に行って勉強するということは、未来の自分への投資です。今の苦労はきっと将来、大きな花となって咲くことでしょう。資金面であきらめかかっている人も、ぜひこういう制度を活用して、あなたのその夢をつかんでください。




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